Googleアナリティクスで見られるアシストコンバージョンって何?分かりやすく解説します

2019年6月27日

仕事で「Googleアナリティクスの中のアシストコンバージョンを確認してレポートを送って下さい」とか、アシストコンバージョンを見た上で意見を求められたりするシーンがあります。でも、アシストコンバージョンって何?ということもあるのではないでしょうか。アシストコンバージョンについて分かりやすく解説していきます。

アシストコンバージョンとは

Googleアナリティクスのヘルプページで、アシストコンバージョンとは「コンバージョン経路に含まれる、終点以外のすべてのインタラクション」と説明されています。

 

これは、たとえばユーザーがECサイトで商品を購入するという目標までの動きを「A→B→C」とすれば、「A→B→C」で「コンバージョン」という解析ができるわけですが、残念ながら商品の購入までは至らず「A→B」の動きで終わったものはコンバージョンではなく「アシストコンバージョン」という扱いで解析できます。

 

つまり、バシっと最初から最後まで話がまとまってコンバージョンにつながれば良いのですが、これがうまくいかなかった、あるいは途中終了をしてしまった流れがアシストコンバージョンです。

 

アシストコンバージョンの良いところは、コンバージョンに至らなかった何らかの理由を解明していくことができる点です。

 

LPから決済ページに飛ぶ部分で何らかの不手際があったのか、お客様が単純に購買意欲をなくしてしまったのか、商品を選んでから購買行動に繋がるまでに動線が長すぎたのか、考えれば考えるほど、原因として考えられることが出てきます。

 

まあ、もしかしたら、単純にお客様がECサイトで商品を購入しようと思っていた瞬間に、赤ちゃんが泣いてしまったのかもしれませんが・・・。

 

とにかくどんな理由があるにせよ、コンバージョンに至らなかった理由は見つけ出し、そして改善していくことがマーケティング担当者やマーケ屋さんの至上命題です。

 

反対に言えば、コンバージョンに向けての導線をきちんと整備することによって、今までとは比べ物にならないほどのCVR(※コンバージョンレート)を叩き出すことができる可能性もある、ということです。

アシストコンバージョン機能で「わかる」こと

コンバージョンに至らなかった行動でも、なにかを改善すればコンバージョンに繋がる可能性がある。そのヒントの「宝の山」がアシストコンバージョンという認識でよいでしょう。

 

リアルの営業でも、話のはじめからクロージングまで、何かに問題があるとコンバージョンに繋げることができません。営業をかけて成約を取れなかった時には、必ずそこに何らかの理由があります。新人営業マン時代には、この辺りで先輩とロールプレイングに勤しんだという経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ウェブでも似たようなことが実現可能でして、アシストコンバージョンをGoogleアナリティクスで算出してもらうことができます。

 

Googleアナリティクスでは、全体またはディメンションごとに

・アシストコンバージョン

・アシストコンバージョン価値

・ラストクリックまたは直接のコンバージョン

・ラストクリックまたは直接のコンバージョン価値

・アシストコンバージョン/ラストクリックまたは直接のコンバージョン

を表示してくれます(GAでいうところの指標)。

 

「アシストコンバージョン」ではその「件数」を。「ラストクリックまたは直接のコンバージョン」では「チャネルが完了したり達成した販売やコンバージョンの件数」をチェックできます。あくまでも目安ですが、アシストコンバージョンの価値をお金に置き換えてくれる指標まであります。

アシストコンバージョン機能で「見える」こと

アシストコンバージョンは直接的なコンバージョンよりも情報量が多いと言えます。なぜならアシストコンバージョン機能を使うことによって「なにかが問題でコンバージョンに至らなかった」、という問題点を発見することができるからです。

 

商売上大変よろしいことなのですが、コンバージョンまでまっしぐらのデータだと、もしかしたらそのお客様は何かを妥協してコンバージョンに繋げてくださったケースを見逃す可能性もあります。

 

その反面、ユーザーのちょっとした疑問や妥協したポイントというのを情報として確認できるのがアシストコンバージョンの良いところであり、これこそがアシストコンバージョン機能で「見える」ことといって良いでしょう。

 

また、直接的にコンバージョンには繋がらなかったものの、SNSの一つの投稿をご覧になったお客様が後日そのサイトで商品を購入された場合。これもアシストコンバージョンで見えるお客様の行動の一つです。

 

このように、コンバージョンに繋がるまでの動線を知ることができるので解析時にはアシストコンバージョンを注視しておきましょう。繰り返しになりますが、アシストコンバージョンは「宝の山」です。

まとめ

失敗は成功の母ということではありませんが、アシストコンバージョンでお客様がどのような行動をとり、どのような期間をあけた後に購入に至ったのかなどデータを詳細に確認できれば、総合してページを改善しコンバージョン率をアップさせることもできます。アシストコンバージョンは決して無視できない指標の1つです。